人魚亭異聞無法街の素浪人の銃器・拳銃編
今回は、人魚亭異聞無法街の素浪人に登場した銃器についてです。本作品は西部劇色がさらに強くなった印象があり銃器の登場頻度も高いので、拳銃編と長物編と二つに分けて紹介しようと思います。
ソフト化している回しか見れていないので、1~12話までで登場したものをまとめています。
拳銃では、千鳥弦之進が使用するということもありニューモデルアーミーの登場率が非常に高いです。悪人側もニューモデルアーミーを持っていることが多く、他時代劇よりニューモデルアーミーを見ることができる印象です。
千鳥弦之進もニューモデルアーミーはショートバレルで黒グリップのものでした。
悪人側のニューモデルアーミーには、木製グリップのニューモデルアーミーがあります。
登場するニューモデルアーミーはショートバレルのものが多いのですが、第1話ではロングバレルニューモデルアーミーが登場しました。
これらニューモデルアーミー、多くのものが何故かシリンダー正面左側しか銃弾が入っておらず、六発全て弾込めしてあるニューモデルアーミーはあまり登場しない印象でした。
次は、長崎犯科帳の闇奉行でお馴染みのハイパトです。
ハイパトも大江戸捜査網や長崎犯科帳、破れ傘刀舟など色々な作品に登場します。この人魚亭異聞無法街の素浪人も例外ではありません。
千鳥弦之進が持っている画像がありますが、ハイパトは悪人が持っていて、弦之進が持つのは画像のシーン(第6話)くらいです。
第6話「横浜コネクション」ではハイパトの弾丸も登場します。
これは41マグナム弾ですかね(確かハイパトは41マグナム弾だと思いますので)。
第9話「廃墟のめぐり合い」では、シュラウドのないハイパトが登場しました。
このハイパトは、第8話「三匹の流れ者」にも登場しており、12話までで2回登場しています。
長崎犯科帳第16話「帰ってきて男」で平松忠四郎が分解していたハイパトと同じものかもしれないです。
次は、ハイパトを六角形バレルにしたような拳銃です。
これも大江戸捜査網や長崎犯科帳、破れ傘刀舟に登場しており、人魚亭異聞無法街の素浪人にも頻繁に登場していました。
人魚亭異聞無法街の素浪人では郵便配達員の護身用拳銃にも使用されていまいた。
実際に当時の郵便配達員は拳銃を配給されており、画像検索したらs&w No.2が出てきました。
次は、ダブルバレルデリンジャー です。
この銃は人魚亭のマダムこと北大路冴子が持っている拳銃で、他では第2話「霧の夜蝶は死ぬ」の悪人も持っておりました。
小川真由美さんがデリンジャー を持つと、荒野の素浪人の濡れつばめのお柳みたいです。
お柳は金色のデリンジャー を持っていました。
次に、12話「夜霧の片道切符」に唯一登場した拳銃についてです。
画像から、おそらくコルトローマンとかコルトトルーパーとかm10あたりだと思います。
水野久美さん演じる二丁拳銃の使い手・ギヤマンのお雪が持っていました。
銃自体の大きさと、シュラウド的にコルトローマンだと思いました。サムピースの形が分かればs&wかコルトかがわかるので、また12話は見返そうと思います。
最後に、偶に登場する拳銃についてです。
第2話と第6話には、ヴォルカニックピストルというレバーアクションの拳銃が登場しました。
しかし肝心の銃は電着式で、その辺りのアクションはありませんでした。
この銃を発砲するシーンは人魚亭異聞無法街の素浪人にはなく、江戸の鷹にて確認しました。
もう一挺は、フリントロック ピストルです。
この銃は第2話にしか登場しませんでした。
やはり西部劇のようにリボルバー拳銃を多用したかったのでしょうかね。
ということで拳銃編は終わりで、長物編に続きます。