自作:劇中仕様な十手たち
劇中プロップの十手は、最近の鍔付き鈎付き十手が初めてではありません。
なので、今回は今まで作った中で、劇中プロップ仕様な十手について、紹介させてください。
劇中プロップを基に作った十手は、これらです。
上から...
です。
※上の銀色の矩形は、15cmの定規です。
◉真鍮製銀流し十手
十手を自作するきっかけも、この同心十手でした。
上の画像の十手は、江戸の旋風シリーズの劇中プロップに寄せるため、握柄に菊型画鋲をつけております。
これは、現存している真鍮製銀流し十手、鍛鉄製銀流し十手を模した自作十手(木製)です。
これは、左から『劇中プロップをモデルにした十手』、『本物をモデルにした十手』、『劇中プロップと本物を合わせた十手』です。
◉なえし
伝七セットが欲しいと言うことで、作ったものです。
今は、握柄の胴金をどうするか思案中です。
これの案が決まり、試作が成功したら、十手&なえしにはなりますが、ヤフオクかメルカリあたりで出品しようと思います。
十手は市販品のものがちょうど良い形なので、それの紐を結び変えます。
なえしは劇中プロップに寄せるので、丸環ネジを使用して、ただ倒れるのみの紐付環になると思います(本歌っぽくしたいのであれば、アイナットを使います)。
※申し訳ありませんが、万力鎖は各自で入手となります。
◉鍔付き鈎付き十手
劇中仕様は、この記事のものが初めてです。
劇中仕様な鍔付き鈎付き十手・・・修正 - 近江屋の御隠居の日録
鍔十手や他鍔付き鈎付き十手も含めると、現在6本ございます。
※1本は仕込み鍔十手
この十手は好みですので、まだまだ作りたいです。
◉楠流十手
ここでは『楠流十手』と記しました。
これは、私が『仕置屋主水十手』と呼んでいる十手です。
この十手は、私がしっかり十手関連を調べるきっかけになったものです。
今は、この十手が八州番太が使う『楠流十手』だと分かりました。
この十手を作るにあたり、一通り特徴を調べました。
そのため、形は劇中プロップに近いと思います。
やはり、時代劇から影響を受けたものはどれも力を入れており、現存している自作十手の殆どが、劇中プロップを真似した十手です。
まあ、時代劇で興味を持ったのがきっかけですからね。
最初は市販品から、それでは満足出来なくなり自作、だんだん本物っぽくと言う具合で、進んでいます。