萬屋錦之介版『鬼平犯科帳』・鬼平配下の十手について
仮定ではありますが、記事にいたします。
今回は、萬屋錦之介さんの『鬼平犯科帳』に登場する、鬼平配下の与力同心の鍔付き鈎付き十手についてです。
まず、これがその十手です。
当ブログをご覧の方であれば、お分かりだと思います。
下記記事でも、ご紹介しております。
よく見る『鍔付き鈎付き十手』について - 近江屋の御隠居の日録
この十手は、やはり初代&二台目の鬼平配下の鍔付き鈎付き十手をアレンジしたものだと思います。
新規製作にも思えましたが、紡錘形らしき握柄、棒身や鈎の形状、全体的な長さから、アレンジしたものと判断しました。
鍔から下は大幅に変わっているので、どう変わったかを記述します。
- 鍔が少し大きく、金色になっている
- 握柄の縁金&柄頭も金色になり、握柄の2/3程度が金具になった
- 握柄の木目分が1/3程度に減っている
です。
握柄の木色は茶色系と白色系と2色あり、これはアレンジ前の鍔鈎十手の握柄を、そのまま使ったからだと思います。
これが新規制作か、それともアレンジかは、まだはっきり分からないです。
何かもっと、この十手の情報が欲しいです。
そろそろ、自分一人では無理がある様に思えています。