真鍮製銀流し十手の最適解か?
『 真鍮製銀流し十手 』
これは、おそらく私が製作した十手の中で、最も多く作った十手だと思います。
何回も再製作をし、いかに本物っぽくするかを考えてきました。
まず、今回再製作した『 真鍮製銀流し十手 』がこちらです。
結局、塗装に落ち着きました。
握柄と紐付環(水平回転環)は塗装で、棒身はアルミテープ、太刀もぎの鈎はL字フックです。
塗装、シールやテープ、色紙と色々試しましたが、やはり塗装が一番作りやすいです。
塗料は、今のところはこれを使います。
ゴールドで塗装しましたが、このシリーズは真鍮色がありますので、年季が入った真鍮製銀流し十手を作る場合は、その方が良いかもしれません。
真鍮色だとちょっと赤すぎるんですよね、まあ亜鉛と銅の合金だがら、しょうがない。
やっぱり真鍮色の方がいいかなぁ...。
塗装の仕上げにクリアーを吹いたので、紐を巻いても貼りついたり、塗装が剥がれたりもしません。
水平回転環の紐付環は、今まで通りアイナットを使用しています。
これは試作の試作なので、塗装も荒く、アイナット側面のNの字もそのままです。
出品時は、ここの塗装はしっかり行います。
真鍮製銀流し十手...。
この十手の存在は、『 同心部屋御用帳・新江戸の旋風 』で知りました。
初めて自作した十手も、この真鍮製銀流し十手です。
その時は、変わった十手としか思いませんでした。
そこから何年か経ち、ようやく同心十手の存在を知りました。
BS松竹東急で放送している、NET1974年版「右門捕物帖」でも確認できますね。
前期OPでは、おそらく『 ナワ・ユミオ捕具コレクション 』の1つである『 町方同心官給品の真鍮製銀流し十手 』が確認できます。
後期OPでも確認でき、こちらは他にも『 火付盗賊改・長谷川平蔵宣以の鍔十手 』や『 世田谷代官・大葉彌十郎の鍔鈎十手 』、『 一角流十手 』なども確認できます。
詳細は、下記記事をご覧ください。
改めて『 右門捕物帖 (NET1974年版)』後期OPについて - 近江屋の御隠居の日録
こちらも、良いものが作れたら、おそらくヤフオクに出品致します。
こちらの『 黒門町の伝七セット 』も、よろしくお願いします。