十手を磨く2
今回は、3年前にヤフオクで購入した十手やこの前磨いた十手を磨きましたので、それについてです。
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まず、今回磨く十手がこちらです。
おそらく、あえて錆びさせて防錆加工をしたものと思います。
緒付環は水平回転環なのですが、接続部分が見当たらない不思議な猪の目の緒付環です。
これを主に磨きました。
今回は、120番→180番→240番→600番→1000番の紙やすりで磨いた後に、ピカールを使って仕上げました。
前回十手を磨いた時には、600番と1000番の紙やすりを使わなかったので、前回磨いた十手もその紙やすりを使って、仕上げました。
紙やすりやピカールで磨いた十手がこちらです。
ピッカピカです。
滑なかであるため、何かを巻いたりしないと、実戦では滑って使いにくそうです。
鉤幅が広いので、鉤の間や鉤の横手も磨けました。
この前磨いた十手は、こちらです。
大きな変化はありません。
ですが、藤巻十手の方は太刀もぎの鉤が、だいぶ良くなりました。
やはり、十手は銀光りしなくては、構えても威圧になりませんからね。
このくらいピッカピカにしなければ、十手ではありません。
どうせ房紐をつけるので、房紐を付けたものを載せます。
朱色房紐がなかったので、鮫皮十手のみ紫房紐にしています。
1番上の藤巻十手は、この房紐にすると新必殺仕置人~江戸P必殺商売人の頃の中村主水の十手になります。
なので、中村主水の十手が欲しい方は、このタイプの藤巻十手を購入するのが、手取り早いと思います。
磨かなければ仕事人主水十手、磨けば上記の十手になりますからね。