手下の十手
ビデオデッキをモニターに繋いで、漸く録画したものを4:3の画面比で見れる様になりました。
早速、同心暁蘭之介第22話「恐怖の町」の、加納竜さんが持っている十手を確認しました。
とりあえず、これがその十手です。
これ、加納竜さんが持っている感じから、おそらくなえし(鈎無し十手)だと思います。
握柄は棒身より少し太く、青色の捕縄が棒結びで纏められて、紐付環についています。
目明かしが『なえし』を使用するのは、実際の目明かし的には珍しくありません。
手下の者が何も持っていないと、親分や雇い主からすると格好がつかないため、なえしを持たせる事があったようです。
しかし、時代劇で『なえし』の登場は貴重です。
なえしが登場する時代劇は、やはり『伝七捕物帳』ですね。
握柄の具合が、暁蘭之介のなえしと似ていますが、別のプロップだと思います。
いやぁ、まさか『なえし』だとは思いませんでした。
同心暁蘭之介は、手下の者の十手も、目が離させないですね。