Gメンたちの制式拳銃
こんな記事タイトルですが、まだ初期の数話しか見ていないです。
Gメン75、本編が面白いのは当たり前ですが、Gメンたちの制式拳銃も、なかなか興味深いです。
Gメンの制式拳銃は、アップ時と発火時で変わります。
これはドラマあるあるですね。
設定上1挺ですが、拳銃的には2挺です。
これらを使います。
- コルトダイヤモンドバック(ダイアモンドバック)
- ニューナンブのような電着式プロップ
です。
まさかの『コルトダイヤモンドバック(ダイアモンド)』、こんな貴重な物を使うとは、思いませんでした。
アップ時に刻印が映るので、モデルガンメーカーが分かります。
『東京CMC』です。
これもまた貴重ですね。
『コルトダイヤモンドバック(ダイアモンド)』は東京CMCと、国際産業株式会社(コクサイ)が作っていたそうで、前者をプロップとして使っているようです。
2つ目の『ニューナンブのような電着式プロップ』は、他刑事ドラマにも頻繁に登場するものと、同じプロップだと思われます。
電池ボックスはグリップ内で、グリップ右側(雌ネジ側)からバッテリーを入れると思われます。
他の刑事ドラマでは、サムピースが変な方向を向いているシーンもあります。
以降の刑事ドラマでは、これは発火用プロップのため、アクション時はこれで、アップ時はローマンなんてシーンもあったりしますね。
当時、確実に動作する黒いモデルガンは、リボルバーではハイパトくらいですかね。
これはMGCが撮影現場に配布したことがあるらしく、70年代初頭の刑事ドラマで大活躍しましたね。
しかし、ハイパトはスナブノーズというにはちょいと長いですね。
なので、Gメンでは『コルトダイヤモンドバック(ダイアモンド)』を選んだのかもしれないです。
『コルトダイヤモンドバック(ダイアモンド)』は、『大都会 -闘いの日々-』第1話の黒岩刑事も持っていましたね。
こちらは、OPからハイパトを推しているイメージでしたので、意外でした。
ハイパトは傑作モデルガンでしたが、コルトローマンが登場してからは、徐々に姿を消していきますね。
Gメン75では、コクサイの『コルトローマン(ニューローマン)』を、若林豪さんが使っておりました。
ローマンが登場してから、ダイヤモンドバックも姿を消したのかもしれないです。