再レビュー:MGC コルトトルーパーMK.Ⅲ 4inch
昨年初頭に中古で購入した、MGC製発火式モデルガンの『MGC コルトトルーパーMK.Ⅲ 4inch』。
これを、再レビューしようと思います。
内容は、ほとんど上記事と同じです。
MGC:コルトトルーパーMK.Ⅲ 4inch 発火式モデルガン
です。
外箱には当時のMGC製らしく、購買欲をそそられる絵が描かれています。
内側はこのようになっています。
現在のモデルガン同様に、発泡スチロール製です。
2ヶ所に矩形の窪みがあり、そこに357マグナム弾専用発火用カートリッジの箱と、おそらくもう1ヶ所はカートリッジ本体が入っていたのかもしれないですね。
MGC:コルトトルーパーMK-Ⅲ 4inch本体。
MGCはMK-Ⅲをモデルアップしたため、エジェクターロッドハウジングがあります。
リアサイは可変式だが、可動部は上下のみで左右は一体構造ゆえ、調節は出来ません。
これよく作られていて、思わずドライバーで確認してしまいました。
コルトローマンにも言える事ですが、この肉厚バレルが良いですね。
バレルインサートがマズル付近まで伸びているのも、如何にもモデルガンという感じで良い。
コルトトルーパーもコルト357マグナムリボルバーらしく、ファイアリングピンはフレームに内蔵されています。
①ハンマーを起こすとセーフティコネクター(画像2枚目の赤丸の部分)がピンの位置まで上がってきます。
②トリガーを引くと、ハンマーがセーフティコネクターと共にファイアリングピンを打撃し、カートリッジ内の火薬を発火します。
当時の発火式モデルガンは、シリンダーインサートに発火用のピン(デトネーター?)がついています。
このトルーパーも、もちろんその様に作られています。
ヨークにストッパー(赤丸)があるため、シリンダーはしっかりフレームに固定されます。
MGCパイソン、ローマン、トルーパーは全てそのようになっているので、シリンダーをフレームに戻した時、ほとんどガタつかないのはとても良いですね。
グリップは、トルーパーはプラスチック製オーバーサイズグリップが付属。
フレームが独特の形状なので、グリップ内側もその形に作られています。
なので、専用グリップ以外を着ける場合は、加工が必要になります。
コルトトルーパーMK-Ⅲ、やはり『太陽にほえろ!』のゴリさんこと石塚刑事のけん銃のイメージです。
『太陽にほえろ!』は数話しか見たことないため、こんな事を言うのはお恥ずかしいですが、やはり『トルーパー = ゴリさん』です。
トルーパー6inchは同ドラマのスコッチ(滝刑事)や、『大追跡』の矢吹が使いますね。
どちらも、ロングバレルが似合う沖雅也さんです。
『大追跡』、4inchトルーパーも登場しますね。
思いっきり忘れていました。
これでは滝本(演:柴田恭兵さん)と、水原(演:藤竜也さん)が途中から使うようです。
さらに、『大追跡』では新田(演:加山雄三さん)がトルーパー2.5inchカスタムを、
『もっとあぶない刑事』&『もっともあぶない刑事』ではユージ(演:柴田恭兵さん)がバレルをパイソン2.5inchにした通称・トルパイソンを使うようです。
コルトトルーパーMK-Ⅲ、これの改良版が『コルトトルーパーMK-Ⅴ』で、コルトトルーパーMK-Ⅴの表面仕上げを省いた廉価版が『コルトピースキーパー』なのですね。
調べていて、知りました。
『コルトピースキーパー』も『コルトトルーパーMK-Ⅴ』と中身は同じなので、やはり買っておいて良かったです。
左:MK-Ⅲ
中:MK-Ⅳ(コルトガバメント)
右:MK-Ⅴ