意外とあった使用例
前記事では言いたいことを言えたので、また通常に戻ります。
意外とあった使用例、それは「後期型コルトローマン」です。
後期型コルトローマン、よく言われるニューローマンです。
結構80年代の刑事ドラマではよく登場しますね。
そこで、自分が見てきたニューローマンの使用例を挙げていきます。
◉西部警察シリーズ
西部警察シリーズでは、PARTⅡ以降から登場しているように見えます。
PARTⅡから加入の浜刑事は最初からニューローマンで、PART1から出演しているジョー(北条刑事)は、いつの間にはニューローマンになっていました。
PARTⅢから加入するジュン(五代刑事)も、ニューローマンを持っていました。
PART1第1話から出演されている二宮係長は、拳銃を抜いた姿を退職回であるPARTⅡ第14話「男たちの絆」でしか見たことないのですが、この回ではニューローマンでした。
この回で知ったのですが、係長ってヒップホルスターなんですね。
もしPART1で拳銃を手にすることがあれば、そこではおそらくローマンですね。
PARTⅢではチンピラもニューローマンを持つこともありました。
大将が持っておるのが、そのニューローマンです。
◉裏刑事-URADEKA-
岩城丈二がまだ佐々木武夫警部時代に持っていた拳銃が、ニューローマンになります。
この作品では敵側もニューローマンを持っている事が多いので、プロップがある程度変遷していることがわかります。
こちらもMGCニューローマンですね。
◉大激闘マッドポリス‘80
マッドポリス・原田進司が途中から使う拳銃がニューローマンです。
番組開始当初は4inchローマンでした。
進司はマッドポリスの続編である特命刑事まで、ニューローマンを使っていたと思います。
マッドポリスも特命刑事も、モデルガン提供が「コクサイ」のため、この時代じゃ主流の2inchローマンではないのですね。
よく見たら、グリップがMGCニューローマンではないことが確認できます。
MGCとコクサイの違いについては後述しますので、そこでどうぞ。
◉Gメン75
これはTwitterのフォロワーさんから伺って知ったのですが、第105話から加入する立花警部補が使用する拳銃が、ニューローマンです。
立花警部補のローマンも、マッドポリスと同じ「コクサイ」ニューローマンです。
まだ刑事ドラマをろくにいらない私が見てきたのは、このくらいです。しかし、前期型ローマンばかりだと思っていたので、結構登場している印象を受けました。
コクサイニューローマンとの違いは「大きさ」と「グリップ」にあります。
先ずは大きさです。
(左:MGC、右:コクサイ)
MGCは動作優先のため大きめに作られており、コクサイは実銃に近い大きさと聞いたことがあります。
動作を選ぶか大きさを選ぶかは、その人次第です。
次にグリップです。
MGCは独特の形状をしており、グリップ背面や底部も途中でグリップに隠れてます。
コクサイは、パイソンやm19のスクエアグリップに見られる感じの、フレーム両側をグリップで挟んでいます。
したがって、私はニューローマンのグリップを見てMGCかコクサイかを判断しております
(上:MGC、下:コクサイ)
やはり、MGCニューローマン(ローマンもですが)は独特の形をしていますね。
MGC前期型ローマンも欲しいですが、それを買う前に両メーカーのニューローマンが手に入るとは思いませんでした。
刑事(デカ)の拳銃、実物とは異なりますが、やはりローマンは良いですね。