槍の製作(過去の作品)
前回に引き続き、槍の話です。
↓前回の記事。
shumi-sonota-you.hatenablog.com
今回は、平成版第一シリーズ大江戸捜査網の隠密同心・松原蔵人の槍と、必殺仕掛人第26話の石屋用心棒・又七の仕込み槍です。
また、これらにどの塗料を用いたか詳しく覚えていないため、その部分は割愛します。
どちらの槍も、穂先は三角柱の木材を使用しています(松原蔵人の槍は落として穂先が取れたため、現存しているのは仕込み槍のほうです)。
〇隠密同心・松原蔵人の槍
唯一柄が木製の槍です。本来はもっと長いのですが、部屋の広さと木材、塗料的に、隠密同心・流れ星おりんくらいのサイズの槍にしました。
藤巻はタコ糸を塗装して再現しています。石突はボルトキャップで再現しています。
劇中ではこのような具合です。
〇石屋用心棒・又七の仕込み槍
材料は内径18の塩ビ管です。
劇中では藤巻でもないただの杖に仕込んであるのですが、塗料的にもったいなかったので、麻糸を用いて節約。また、本編では杖に石突が確認できないのですが、石突が無いと分銅が仕込みづらいのでそこも付け加えました。
鯉口がしっかりと出来ていないため、鞘を付けるとぐらぐらします。
二つ並べると堺金吾の仕込み槍と町藤太の手突槍が並んでいるみたいです。
堺金吾の仕込み槍は六尺棒に槍が仕込んであるものです。