必殺渡し人・惣太の手鏡
再びお題ガチャから。
今回は、1年前に製作した「渡し人・惣太の手鏡」についてです。
まずその手鏡がこちらです
必殺渡し人を見たことある人ならわかると思います。
惣太が使う仕込み手鏡です。
全長は紐を除いて約250mm、藤巻はいつものようにタコ糸をタンカラーで塗装しています。
はっきりと見ることはできませんが、アルミテープで鏡面を表現しています。
裏面の手鏡の彫り物は、厚紙と半紙では出来る限り表現しました。
「南無阿弥陀」の部分は偶然テレビを見ているときに切り絵の特集を目にして、そこから案を得ました。この文字の切り出しが手鏡製作で一番大変な作業です。
この鏡部分はキャンドゥのクリップボードを手鏡型に切り出して製作しています。
手鏡の柄でもあり鞘でもある部分は、角材を切り出しホビーカンナで形を作り整形してあります。
この作業は針がついている柄部分も同様です。
針がついている柄はただ針を付けただけでは落ちてしまうので、刀でいう「はばき」をつけて落ちないようにしています。
針は鉄串を使っています。
針を仕込めるようになっているので、柄兼鞘の部分には穴を開けております。
主にDAISOのドリルで開けました。
全体的に明確な寸法や大きさがよくわからないので、柄は兼鞘は握って少しはみ出るくらいの長さになっています。
全体的に軽めです。針のおかげで少し重さが出ています。
必殺渡し人と言ったら仕込み手鏡な気がしますが、やはり鳴滝忍の指輪もないと物たりません。なのでUVレジンを使ってそちらも作りました。
レジンの方に依存してしまうので、忍が使う指輪の水晶より一回り程小さいです。
指輪は、あのようなものがなかったためとりあえず土台付きのものを使用しています。
指につけるとこんな感じです。
こう見ると全体的に小さく思えます。
二つ同時に撮ってみました。
まあ指輪はかなり小さいですね。
YouTubeにこの手鏡の針を抜くシールをアップロードいたしました。下記リンクがそれになります。
※スマホで撮影からアップロードを行なっているので画質は悪いです。
試験期間中に作ったのもあるから少し粗い気がしますが、試験勉強が手につかない程この手鏡を作りたかったので、形になってよかったです。
せっかくですので、これを持って
「どうだね映り具合は、あんたの死顔のさ。」
なんて言ってみたいものです。