これコルトディテクティブSPじゃね?
特別機動捜査隊
日本の刑事ドラマの元祖のような作品で、放送時間は60分の刑事ドラマ。
全801話のため、日本の刑事ドラマでは最多放送回を誇っている。
刑事ドラマと記したが、自分が少し調べた感じでは、各話の主役は刑事ではなく『事件』であり、事件の関係者を中心にドラマが進むため『事件ドラマ』と言われているようです。
番組も後半になるにつれて、レギュラーの刑事をメインにした話も作られたようで、当時の刑事ドラマの影響を受けたような話も作られるようになったようだ。
このドラマ、何が凄いって資料提供などの協力が『警視庁』なんですよ。
リアル重視のドラマということが、よく分かりました。
...と言っても、私はOPと三船主任登場シーン以外、見たことが無いですが。
記事タイトルは、その三船主任(演:青木義郎さん)加入シーンで、自分が見たプロップについてです。
このシーンで、手前の藤島主任(演:中山昭二さん)が持っている拳銃、これが『コルトディテクティブスペシャル』に見えます。
「あれこれディテクティブスペシャルじゃね?」
ドラマで見たのは初めてなので、正直驚きました。
他の刑事たちが持っている拳銃は、ニューナンブM60のようなものや、M36系のスナブノーズだと思います。
日本警察官のけん銃について少し調べたところ、不足した警察官用の拳銃として、1959年からM36の輸入と共にコルトディテクティブスペシャルも入って来たようです。
1960年からニューナンブM60が調達され、それが一般的な『警察官のけん銃』になります。
※これまでは、米軍お下がりのコルト45オート(ガバメント)やM1917など、警察官ですが45ACP弾を使っていたようです(まるで昭和刑事ドラマ)。
放送当時はまだハイパトは無いですし、この『特別機動捜査隊』は1961年から放送されています。
したがって、ディテクティブスペシャルがステージガンとして登場しても、おかしくは無いです。
もしかすると、実銃をプロップにしたかもしれないです。
この『特別機動捜査隊』、ベストフィードからセレクションという形でソフト化されており、視聴可能です。
興味はありますが、自分に合うかは不明です。