卒業してからはサバゲーをやっていませんが、大学時代はサークルでサバゲーサークルがあったので、そこに所属しており、1月に1回行くかどうかのペースで参加した事があります。
その時は時代劇しか興味が無かったため、『新政府軍』という設定で、遊んでおりました。
メインはKTW:ウィンチェスターm1873カービンでした。
この時に使ったエアーガンに、ついてです。
実は使っていたもの、それは、これです。
KTW:フリントロックピストル
です。
私は友人同様に『ヒットを取る』ことを重視しておらず、好きな格好をし、好きなガンを使って遊ぶ方を重視しておりました。
そのため、この短筒でヒットを取った事はありません。
「実用できるのか?」
と、思われる方がいると思います。
私から言わせれば...。
「実用できます。」
ただ、狙撃に向くと思いますので、連発、乱射には向きません。
連射は、内部部品を破損する恐れがあります(経験者)。
この短筒は、先目当(照星:フロントサイト)、前目当(照門:リアサイト)共にありません。
そのため、私はバレルを固定しているマイナスネジで、大まかに狙いを定めます。
これ、ハンドガンですが真っ直ぐ飛ぶため、両手でしっかり狙えば当たると思います。
真っ直ぐ飛ぶのは、薬室、銃口がオートマチックのように一体になっているからだと思います。
給弾は㮶杖(さくじょう、カルカ)部からで、この棒を抜くと、10発分ほど給弾できます。
㮶杖には、BB弾を押し上げるバネがついております。
撃ち方は、先ず鶏頭(コック)を起こしエアーを圧縮し、次に当たり鉄を起こしBB弾を給弾し、引き金を引けばBB弾を発射できます。
発射音は、そこそこ大きいと思います。
グリップは太過ぎないので握りやすく、プラスチックストック状態なら全体的に重くないので、片手でも持ちやすいと思います。
木製ストックにしたいですが、元々のプラスチックストックの状態でも良いと思います。
私は『短筒』と呼んでいます。
これは、時代劇の影響によるものです。
時代劇装備でサバゲーをするなら、この短筒は必要だと思います。
フリントロックピストルは、時代劇にもちょくちょく登場しますからね。
...ただ、デニックスが出しているこのタイプの方が、時代劇装備には向くんですよねぇ(登場頻度高い)。
この形のフリントロックは、エアーガン、ガスガン共に存在しません。
燧石式(フリントロック式)短筒、平穏無事な日本ではあまり流行らず、幕末の軍政改革時に海外から最新式鉄砲を輸入した際、管打ち式(パーカッションロック式)と共に入って来たようです。
時代劇では管打ち式共に燧石式も、ちょいちょい登場します。
こんな、元込式仕様な燧石式鉄砲もありました。
輪胴回転拳銃が登場するまでは、ダックフッドというN連短筒や、多銃身の手回し式鉄砲、ハーモニカピストルという矩形マガジンで1発ずつスライドさせて使う鉄砲など、色々ありますね。
※ダックフットは、日本の二十連発斉発銃のようなものです。
私は長物よりも短筒を好みますので、マッチロック式(所謂火縄銃)の短筒を、モデルアップして欲しいなぁと思っています。
TANEGASHIMAがありますが、やはり値段が...。
短筒なら、手が届きそうな値段になると思いますし。