俺たちの勲章にて
「俺たちの勲章」という作品、タイトルは知っていましたが、本編は初めて視聴しました。
今回は、その「俺たちの勲章」の感想や、登場した銃器について
この「俺たちの勲章」は、松田優作さん&中村雅俊さんのコンビが事件を解決するもので、第3話まで見た感じだと、熱い刑事ドラマというより、しっとりとしたような感じの青春刑事ドラマに思いました。
舞台は横浜の「相模警察」なのですが、第1話から甲府(山梨県)に出向き、第3話では伊良子(愛知県)に出向いたり、必ず横浜で何かしら起こるのでは無いみたいです。
事件解決してスッキリ、ではなく、後に残るような感じで終わるので(後味が悪いというものでは無い)、江戸の旋風や右門捕物帖(杉良太郎版)のようなものを感じました。
私はまだ第3話までしか視聴していないので、とりあえず第3話までで主役の刑事たちが使用した銃器を。
まずは、松田優作さん演じる中野刑事の拳銃。
中野刑事の拳銃は、44マグナム6.5inchで、スクエアグリップにグリップアダプターの組み合わせでした。
この組み合わせは人気ですね〜。
ダーティハリーで一躍有名になったm29、あれはオーバースクエアグリップでしたが、日本ではオーバースクエアと同じぐらいスクエアグリップ+グリップアダプターも人気なのではないのでしょうか?
私はこの組み合わせは大好きです。
また、中野刑事の44マグナムは、シュラウドにハイパト同様の四角い穴を見つけました。
大江戸捜査網などの時代劇に、たまに登場するものと同じだと思います。
なので、MGCの初期型44マグナムですね。
私もMGCの6.5inch44マグナムと、Nフレーム用グリップアダプターが欲しいですね〜。
次は、中村雅俊さん演じる五十嵐刑事の拳銃。
五十嵐刑事はコルトガバメントを使用します。
しかし、銃の使い方はイマイチで、第1話ではセーフティの事を知らず、「弾が出ない!」と焦っているシーンがありました。
五十嵐刑事は中野刑事から、短くて呼びやすいということで「アラシ」と呼ばれていました。
「アラシさん。」と呼ばれて「五十嵐です。」と訂正するシーンは今後もありそうです。
最後に、第1話、第2話で犯罪者が持っていたものを。
第1話では、犯人は拳銃にハイパトと思われるものを使用していました。
ラストでは、逃走時鉄砲店から強奪したM1カービンを使用します。
無加工M1カービン、初めて見ました。
犯人は、妻が目の前でヤクザに乱暴されたため、その復讐のためにヤクザを射殺したというもので、なんとも哀愁のある犯人でした。
第2話では、なんと無加工M16E1が登場しました。
狙撃鏡まで載せちゃって^ ^
これは驚きました、嬉しいです^ ^
この回の犯人は狂った野郎で、戦争がしたいという願望から戦争生還者の黒人と組み、銃の撃ち方、人の殺し方を教わり、俺の戦争と称して無差別殺人を繰り返すキチガイでした。
石橋蓮司さんが上手く演じます!
冒頭では、MGC製と思われる分解図も登場します。
yonyonというサイトでMGC製M16E1/A1の分解図を見たところ、上画像とほぼ同じでした。
いや〜、まさかフロントサイトにキャリングハンドルがついたままのM16E1が拝めるなんて...(゚∀゚)
この回の犯人、遠眼鏡の代わりに狙撃鏡を使っていました。
「最も危険な遊戯」の鳴海昌平もそうなのですが、皆狙撃鏡を遠眼鏡にしますね。
...実は私もやった事あります(^^;;
「俺たちの勲章」、とりあえず第1巻をレンタルして試聴したのですが、青春刑事ドラマを初めて見た身としては面白いという印象を受けたので、継続してレンタルしようと思います。
野性味が薄い松田優作さんは初めてですので、なかなかに新鮮でした。