あれだけ批判したけど...『 残刀 』購入
先ず、これは銃刀法には違反しないものです。
銃砲刀剣類所持等取締法
◉第二条2項
この法律において「刀剣類」とは、刃渡り十五センチメートル以上の刀、やり及びなぎなた、刃渡り五・五センチメートル以上の剣
出典:銃砲刀剣類所持等取締法 | e-Gov法令検索
という事です。
私が購入した『 残刀 』は、この条文の『 15センチメートル 』未満なので、銃刀法には違反しません。
先ず、こちらです。
- 全長:約13糎
- 刃渡:8.2糎(刀身付け根=ハバキから測って)
- 鞘は木製、鯉口と栗型のみ黒漆塗り
- 鍔は無し、ハバキは銅板2枚で作られている
- 柄は黒漆塗り、鮫皮が巻かれている
この残刀には切先がありますが、これは残刀を研いで作ったものと思われます。
詳細は不明ですが、黒鯖が見られるため、おそらく日本古来の鉄で作られたものと思われます(日本刀は玉鋼で作る)。
中子には右勝手上がりの鑢目が見られ、何も刻印がないため『 無銘 』と思われます。
『 拵え 』についてですが、これは購入後に手を加えました。
元々黒漆しか塗られてなかったのですが、あまりにもシンプルなので、鞘と柄にニスを塗り、ハバキに隙間があったため、画用紙を入れてガタつきを抑えました。
『 残刀 』は、昔から買おうと思っておりました。
これ、ずーっと根付けの1種かと思っておりました。
根付けにも色々あり、火縄銃を模したもの、十手を模したものなどありますから。
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