模造刀のお手入れ ~ガタ付きをなくす~
素人がやっていいことではありませんが、やはり自分の道具は自分でお手入れをしたいです。
模造刀のお手入れは、竹光(刀身が木製の刀)で何度も行っているため、それを居合刀や美術刀に応用して、手入れを行っています。
私は、これをよく使います。
『 画用紙 』
です。
画用紙は紙なので加工がしやすく、また適度に厚みがあるため枚数調整がしやすいからです。
この画用紙を使ってお手入れをするのは、主に下記の2箇所です。
- 鍔のガタ付き
- 中子のガタ付き
です。
鍔の場合は、鍔と上下の切羽の間に画用紙を噛ませて、鍔のガタ付きを抑えます。
その時、切羽よりやや小さめに画用紙を切り、切羽から画用紙がはみ出ない様に工夫しております。
ガタ付き具合によって、画用紙の枚数を変えます。
体感ですが、切羽の場合、だいたい2〜4枚画用紙を使います。
中子のガタ付きがも鍔と同様です。
中子の場合は、中子に画用紙を巻き、その状態で柄に収めます。
中子には目釘穴があるため、必要に応じて画用紙をカットします。
体感ですが、中子の場合、画用紙は1枚あればガタ付きを抑えられます。
ただし、中子の場合は、竹や木の皮の方が良いです。
自分の模造刀のですが、友人の模造刀もこの方法で手入れをした事があります。
今回は、ついでに鞘の下緒も結び直しました。
下緒の結び直しは難しいから...と思っておりましたが、思ったより簡単ですね。
リンク
リンク
リンク