本歌ならこれは凄いぞ!!!
詳細は、後日記事にいたします。
したがって、今回はとりあえず紹介のみになります。
私は、本日これを買いました。
これは桐の外箱に入っています。
中身は、この様になっております。
なんとですよ、これ...。
十手&采配のセット
なんです。
しかも、この十手と采配は、一対になっている様です。
十手握柄の唐草紋様と、采配の金具の唐草紋様が同じで、そのため十手と采配は一対になっているのです。
采配には『 丸に三つ引き紋 』が彫られているため、これはその家紋の人物が持っていたと思われます。
出所は不明ですが、謎の布切れがあり、これもヒントになるのでは?と思っています。
↑謎の布切れ『 丸に三つ柏紋&黒田の文字 』
桐の箱に入っており、采配があるので、これは『 与力の捕道具 』なのではないかと思います。
十手については、町方同心の官給品よりやや細く長めで、同心の捕物時は捕物用長十手を使うので、采配で指揮を取ることはありません。
大捕物など、捕物時に指揮を取るのは与力の方が多いです。 そのため、これは『 与力の私物十手&采配 』ではないかと思います。
この十手、棒身及び太刀もぎ鈎に『 銀流し 』が施されているのかは、不明です。
ただ、握柄には『 金鍍金 』が施されているため、部分部分に美しい金色が残っています。
自作十手の資料にはなりそうですが、この紡錘形は、やはり手作業では難しそうです。
これ通り作れれば、自作十手でも文句無い出来になるんですがねぇ。
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