現代の火付盗賊改?
ちょっと思ったことを...。
『 火付盗賊改 』
私のブログを拝見されている方ならお分かりの通り、『 火付盗賊改 』とは、今でいう警察軍、国家憲兵の様な存在です。
治安維持を行うのですが、彼らは武官番方(江戸幕府の軍人)なので、文官役方(非戦闘員)の町方と異なり、生捕りを基本としません。
つまり、『 斬り捨て御免 』が許されていると言うことです(これは推測ですが)。
治安が悪い江戸初期に設立された特殊セクションである『 火付盗賊改 』、独自の機動性を持っており、町方と異なり面倒な手続きを必要とせず、捜査、逮捕、取り調べなどは、長官の独断でできる様です。
町方と異なり決まった管轄がなく、諸藩の侍、僧侶、旗本御家人、町人だろうと怪しいと思えば身分関係なく捕縛・詮議が可能であり、拷問を行うにしても規定の責め方以外も許されている様なので、当時は嫌われていた様です。
まあ盗賊や博徒、無宿人などを担当にしている部署ゆえに、そうならざるを得ないんですけどねぇ。
それで、何が『 現代の火付盗賊改 』かと言うと、この人たちです。
『 西部警察 』
です。
彼らも苛烈な捜査で犯罪者を逮捕し、時には派手な銃撃戦で、犯人を射殺することもあります。
また、西部者管轄内で起こった事件の犯人が地方に逃げた場合、そこまで追いかけて組織ごとぶっ潰します。
西部署捜査課に勤める刑事は、皆銃の腕が良く、そうでなければやっていけません。
なんだか、これが当時の『 火付盗賊改 』と重なってしまいましてね...。
大都会PARTⅢの城西署もそれなのですが、西部警察の西部署の方が、より火付盗賊改感が強いと思ったため、西部警察のみとしました。