こっちはあまり見かけないな
今日は8月10日で『野獣の日』のようですね。
私は野獣と言ったらこれが出てきます。
初めて見た時は、内容の凄さと演技の凄さに、見終わった後は絶句いたしました。
今回の記事は、全く『野獣死すべし』とは関係ありません。
加山雄三さん作品について、少し。
加山雄三さん作品だと、『狙撃』はよく見かける気がします。
しかし、続作である『弾痕』は、あまり見かけないし話題にならない気がします。
私は、一応両作品とも視聴済みです。
個人的に、『狙撃』の方が好きです。
こちらの方が内容は分かりやすく、銃器についても色々見れると思います。
片倉のモーゼルを組み立てるシーン、弾丸を製作するシーン、鉄砲店地下での試射などなど、結構多いです。
ラストでは、ハンドガン戦もありますし。
個人的に、モーゼルの組み立てシーンは好みです。
一方『弾痕』は、標的を始末するシーンは多くても、銃に関するシーンは『狙撃』と比べて少ない印象です。
また、設定もちょいと難しいと思います。
『狙撃』は殺し屋でしたが、『弾痕』はアメリカ諜報局極東派遣員でした。
アメリカ生まれの日本人の二重国籍で、アメリカのために殺しをやるというものです。
アクションは、『弾痕』の方が多いと思います。
冒頭のテロリストをヘリから狙撃するシーン、密入国者を船から狙撃するシーン、鉄砲密売一味を決闘などなど。
鉄砲密売一味との決闘で、シュマイザーMP40のマガジンをテープで2本つけているのは、あまり見かけない演出ゆえ面白いです。
そういや、『弾痕』はハンドガン戦が無かったですね(標的をハンドガンで始末するシーンはありました)。
大まかに前作『狙撃』と同じですが、『弾痕』の方が後味悪いと思います。
『弾痕』は、岸田森さんの拷問シーンが見どころですね。
なかなか凄いです(何されているかは不明)。
役は『狙撃』と全く異なります。
当時から、この大物感がありますね。
私は、この岡田英次さんも見どころだと思います。