M16E1、これは珍しいのでは???
MGCかな?
M16A1の使用例を集めていたら、凄いものを発見しました。
登場回は、Gメン75第15話「密輸死体」です。
まず、これをご覧ください。
これは『MGC:M16E1』の劇中プロップです。
このように、キャリングハンドルが取り除かれたものが、多く登場します。
次に、これをご覧ください。
キャリングハンドルが残っている『MGC:M16E1』のように見えます。
...と思ったら、キャリングハンドルに違和感を覚えました。
これ、前述のM16E1に、後付けでキャリングハンドルを付けていると思われます。
2つのテープで、キャリングハンドルが止められているシーンもありました。
キャリングハンドルの位置(高さ)が不自然ですし、キャリングハンドル後部に凹部が確認できます。
M16をお持ちならお分かりですが、このような特徴はM16にはありません。
↑これらはキャリングハンドルが残っているM16E1です。
プロップとしてはキャリングハンドルを取り除いて、マウントレールをつけたものが主流なのだと思います。
それで、撮影時使用可能なM16のプロップが多分それだったので、キャリングハンドルを載せてノーマルM16E1っぽくしたと、思います。
まるで『M16A4』です。
しかし、このプロップは『M16A4』の登場より前に、キャリングハンドル着脱式を採用しています。
プロップ製作は小林太三氏でしょうか、このセンスは素晴らしいです。
Gメン75第15話「密輸死体」は、DVDコレクションでソフト化されていますので、興味がお有りでしたら是非視聴してみてください。
上画像の通りで、この回ではM16A1も確認できます。
アップ時はM16A1、アクション時はM16E1という感じで、連続するシーンでもプロップが変わっていました。
もしかして、『特命刑事』でマッドポリスキャップ・氷室健一が使っていたM16E1は、このM16A4みたいなM16E1だったのではないでしょうか?
フロントサイトだけ残っているのは不自然でしたが、この『Gメン75』に登場した『M16E1』を使っているのであれば、納得です。