出品できる十手を作りたい!!!
十手...。
ヤフオクなどでよく見かけますが、まあ本歌贋作問わず高値です。
なので、木製にはなりますが、飾っておける程度の、又はコスプレなどで使える程度の十手を、作って出品したいんです。
ですがね、まあ工作力が徐々に下がってまして...。
とりあえず、本歌らしく『水平回転環の十手』を作りました。
こちらです。
新規製作は3本、既製品から作り替えたのは3本です。
緒付環(水平回転環)には、『アイナット』という物を使いました。
このアイナットの付け根がね、なんとも真鍮製銀流し十手の緒付環付け根に似ていましてね。
今まで『劇中プロップの十手』しか意識していなかったので、見逃していました。
緒付環には種類が何個かあり、上画像のように正円形も存在します。
なので、自分が作ったものは、『正円形の水平回転環の真鍮製銀流し十手』になります。
緒付環と棒身の間には、銅製の座金を入れています。
銅製の座金これは、本歌にも使われております。
↑アイナットの落下防止に、画鋲を使っています。
これは、菊座金を意識したものです。
棒身にはアルミテープで、握柄には金色の折り紙を貼りました。
意外と模様っぽくなるため、慣れれば悪くないかもしれないです。
鈎の付け方は、レジンで補強するようになったのですが、これは塗装をした方が良さそうですね。
透明で良いかも!っと思いましたが、結構目立ちますね。
十手は3本2種類で、1種類は『町方同心の官給品(真鍮製銀流し十手)』、もう一つは『町方同心又は町方与力の私物十手(真鍮製銀流し十手)』を真似てみました。
(房紐は適当に付けました。)
鈎は、2本は金鍍金された物(真鍮製)、もう一つは銀鍍金された物(鉄系金属)という設定です。
...すみません、実は私物十手の物は、軸の長さ間違えて、水平回転環っぽくしたものになりました。
ぽくしたものなので、これは回転しない(出来ない)です。
官給品十手の方は、しっかり水平回転します。
画像だと、分かりにくいですね。
アイナットは6つ購入したため、『なえし』や『打ち払い十手』、『鍔十手』も、水平回転環にいたしました。
黒門町の伝七セットの『なえし』です。
劇中プロップは、おそらく倒れるだけの緒付環ですが、なんとなく水平回転環にしたかったので、環を変えました。
『打ち払い十手』や『鍔十手』は、本歌っぽくしました。
アイナットを使っていますので、全て正円形の緒付環になってしまうのは、考えなければならないですね。
私はやはり、真鍮製銀流し十手が一番好きですね。
定町廻り同心が好きなのもあって、だと思います。
そのため、どうせ安価で作るなら、よりリアルな真鍮製銀流し十手、もしくは八州廻りの鍛鉄製銀流し十手を、木製で作りたいです。
※木製なのは、加工が容易でコストも安いから。
上画像の十手は、全て木製にアルミテープや塗装を施して作ったものです。
ただし、需要ですね。
まあ多分無いですね。