コルトm1851ネイビー
私は、ニューモデルアーミー同様、完成されたパーカッションロック式リボルバーだと思います。
下記事で51ネイビーについて触れていますが、ちゃんと装填方法などを明記していないので、この場にて改めて記事にします。
コルトm1851ネイビー、現在ではCAW(CRAFT APPLE WORKS)ぐらいしか製作していません。
また、CAWは家族経営みたいな感じなので、少数生産且つ高価です。
ですが、買って損は全くありません、
なにせ、モデルガンでは貴重な『ある部分』まで再現されているからです。
前置きはこのくらいで、こちらがそのモデルガンです。
CAW:コルトm1851ネイビー 発火式モデルガン
です。
パーカッションロック式という、薬莢又はカートリッジを使う前のリボルバーです。
火縄銃などと同じで、鉛玉や火薬をシリンダーに入れ、バレル下部のローディングレバーという棒で、鉛玉と火薬をシリンダー底に押し込みます。
そのあとはシリンダー後部にある突起に、火薬の入ったニップルと言いう、所謂雷管を付ければ、実銃は発砲可能、モデルガンは発火可能となります。
↓参考動画
コルトM1848ドラグーンを撃ってみた!! ラスベガス デザートシューティングツアー2015 - YouTube
※動画ではコルトドラグーンです。
このCAWのモデルガンにも、そのニップルが付属するのですが、杜撰な性格故に紛失してしまいました。
モデルガンの場合は、キャップ火薬で発火するため、ニップルは無くても発火可能です。
フロントサイトは三角錐型のものがありますが、リアサイトは、なんとハンマー上部に付いています。
この切り欠きが、リアサイトです。
サイトを合わせると、このようになります。
当時の銃は、リボルバーにセーフティ機能があります。
ハンマー下部に、矩形の溝があります。
この溝を、シリンダー後部の突起と合わせることで、安全状態になります。
これで、暴発を防ぐことができます。
面白いですね。
前述した、モデルガンでは貴重な『ある部分』とは、これの事です。
フォーシングコーン内部のライフリング溝
です。
マズル内部のライフリング溝なら、どのメーカーも再現しているのですが、フォーシングコーンとなると、全然見かけないです。
なのでフォーシングコーン内部のライフリング溝まであるのは、CAWモデルガンの特徴だと思います。
安全対策のため(多分)、マズルもフォーシングコーンも、ライフリング溝はインサート手前までです。
これは、どのメーカーも同じです。
コルトm1851ネイビー、私はこいつを時代劇で覚えました。
登場した作品は、必殺からくり人血風編第11話(最終回)「夜明けに散った紅い命」という話です。
必殺シリーズなのでもちろん殺し屋もので、本作は戊辰戦争真っ只中の品川の旅籠「白濱屋」が舞台です。
そこの正体不明だが実は新政府軍の密偵男・土左衛門(演:山崎努さん)が、最終回で使用します。
土左さんが使うのですが、殺しのターゲットであり仲間の仇でもある、品川警備隊長:的場惣十郎(演:新田昌玄さん)が自慢してきたのを貸してもらう形で奪い、6発全弾撃ち込みます。
↑新田昌玄さん
これがもうカッコよくてカッコよくて、何回でも見れるんですわ。
このシーンに惚れて51ネイビーを知り、51ネイビーが大好きになりました。
私のモデルガン趣味は時代劇から派生しており、現在は刑事ドラマを軸としていますが、そこでもリボルバーが好きなのは、やはり時代劇が影響しているからだと思います。
上にあるものは、茶筒で作った火薬入れ風BB弾ローダーです。
このBB弾ローダーを、他のエアガンで試してみましたが、まだまだ改良が必要だと分かりました。