ガゼールオープン!!!
ガゼールオープンといえば、世界にこの一台しかありませんね。
↑OPの飛び乗るシーンが印象的です。
それは...
西部署捜査課課長・木暮謙三の愛車です。
当時の最先端科学技術を集結させたスーパーマシンではなく、課長の愛車のため、西部警察PART1第1話から登場します。
で、今回の記事ですが、ようやくまともなガゼールオープンのミニカーを手に入れましたので、実写紹介がてらそちらも紹介致します。
まず、今のところ集まったガゼールオープンがこちらです。
左から、
です。
今回アオシマの1/43サイズのミニカーが手に入ったため、記事に致しました。
アオシマの西部警察シリーズは、内装が作られていないのですが、ガゼールはオープンカーのため、運転席や座席などの内装もちゃんと作られています。
TOMY時代のトミカでは、ガゼールの兄弟車のシルビアをベースに作られています。
オープンカーなのに幌付き、これでは課長のガゼールっぽく無いと思い萎えてました。
...しかし、そうではありませんでした。
調べてみると、西部警察PART1第5話「爆殺5秒前」、同第11話「燃えつきた獣たち」で、幌付きの状態で登場している事を知りました。
そのため、これでも間違っては無かったです。
PART1第5話「爆殺5秒前」は、ソフト化されていたためレンタルして視聴致しました。
課長のガゼールは、団長が課長行きつけのバー「CORNER LOUNGE」に到着した時に、少し写ります。
それがこちらです。
窓ガラスもついているようなので、TOMY時代の課長仕様ガゼールと同じですね。
前述した通り、このガゼールオープンは、マシンXやスーパーZのように捜査用の特殊装置満載というわけではなく、画像で分かる特徴は...
- 実写には存在しないオープンカー仕様
- ボンネット&トランクのプリント
- センターコンソールに搭載された自動車電話のハンドセット
と、少量です。
PART1第75話「平尾一兵、危機一髪」で、パッと見では分からない特徴が出てきます。
その特徴は、「一般車両に比べて車高が20cm低く作られている」というものです。
第75話では、そのガゼールの特徴に目をつけた犯人が、工事中のトンネルで追跡してきたパトカーを撒くために、逃走用車両に課長のガゼールを指定するというシーンがありました。
工事中のトンネルが、ちょうどそのガゼール1台がやっと通れる高さしかないのです。
パトカーではルーフが激突し、フロントガラスが大破してしまいます。
この回では犯人がガゼールを運転し、逃走途中で乗り捨てているため(ここは推測)、犯人や西部署に戻しにきた警察官がガゼールを運転するという非常に珍しいシーンを見ることができます。
PART1第48話「離別(わかれ)のブランデーグラス」という、石原裕次郎さんの楽曲披露のために作られた話では、課長自ら捜査に赴き、戦線で活躍します。
課長が戦線に登場すること自体少ないので、とても珍しいです。
ラストでは、課長はガゼールで現場まで来ているため、ガゼールとマシンXの並走というなんとも眼福なシーンを見ることができます。
この回は 石原裕次郎さんのシングル「ブランデーグラス」の売り上げ向上のため、劇中でその曲を歌うシーンがあります。
突然歌謡ショーになるこのシーンは、やはり面白いです。
ガゼールオープンは課長の愛車のため、上記のような事がない限り、課長以外が運転する事はありません。
そのため、木暮捜査課長役の石原裕次郎さんの体調悪化に伴い、ガゼールの登場機会は減っていきます。
したがって、各シリーズのOP以外で課長のガゼールを見たい場合は、西部警察PART1前半を見る事をお勧めします。