なんだろうこの...
いやー、なんだろう、このなんともいえない...。
私は大学一年時の夏休み、仕置屋主水十手こと八州番太/楠流十手を作りたくなり、それっぽく作りました。
これに端を発してやたら十手を作りました。
定町廻り同心や関東取締出役の官給品である真鍮銀流し十手
撮影後、真ん中の十手の塗装が一部剥がれました。下の真鍮銀流し十手も塗装が浮いている部分があるので、剥がれそうです。
火付盗賊改の鍔付き十手
なえし(鉤無し十手)
町奉行所の火事場定掛方所用の鳶口十手
再製作した仕置屋主水十手こと八州番太/楠流十手
マロホシ
とか...。
全て元は木材の丸棒や角材を使用しています。
これで何を思うかというと、
「なんでこんなに十手に凝ったのだろうか。」
という事です。
悪いことではないのですが、時代劇に影響されて日本刀とか服装、文化、歴史...etcならなんか得心できますが、なーんか十手って...。
時代劇でもそこまで重要視されないようなものに、どうして傾倒したのかよくわかりません。
まあ、それのおかげで「町方同心十手捕縄扱い様」という十手術にも興味をもち、「破邪顕正の構え」を知ることができ、右門捕物帖や伝七捕物帳に興味を持つことが出来たんですけどねぇ。
↓破邪顕正の構え
右門捕物帖ではNET版(1974年)の第34話「母恋地蔵」、第35話「落とし穴」で披露します。
伝七捕物帳では日テレ版、NET版どちらでも披露します。
伝七捕物帳では、黒門町の伝七は十手に加えて「なえし」も使いますので、上述の十手術の「双角」に値するものも見ることが出来ます。
十手術の動画では、右手になえし、左手に十手でしたので、伝七のも双角になるかは勉強不足ゆえにまだ分からないです。
これは市販品十手と上のなえしで合わせた伝七セット。
まあ、十手のおかげで工作力アップに繋がったと思いますし、十手メインで時代劇を見ても面白く思いますので、ひっそりと楽しみますかね。