どこにいたのか
今回は、十三人の刺客(1963年・東映)を見た時に思ったことを。
十三人の刺客は、目付・島田新左衛門をはじめ刺客になる侍たちは長短はあれど皆初登場シーンがあります。
しかし一名だけ、初登場シーンがちゃんと描かれておらず、突然現れた侍がいます。
それがこの方です。
和崎俊哉さん演じる石塚利平です。
石塚は嵐寛寿郎さん演じる徒目付組頭・倉永左平太配下の徒目付なのですが、他の徒目付は島田に名を名乗るシーンか、倉永が紹介するシーンがありました。
しかし何故か石塚だけはそのシーンがなく、上画像のシーンで急に登場します。そのため初見ではどこに登場したのかわかりませんでした。
尺の都合なのかわかりませんが、紹介シーンくらい欲しかったなーと思ってしまいます。